バリ島旅行2008*4日目・サラスワティのお祭り*

去年、新婚旅行でKOMANEKA TANGGAYUDAに宿泊し、
お部屋を案内してくれたのがスジャナさん。
日本語がめちゃめちゃ上手で、発音もきれい。
親切丁寧でとっても好印象でした。
ただ、それ以降ホテルでお会いすることはありませんでした。


旅行最終日、ワヤン・クリを鑑賞後、舞台裏を見に
人形の写真を撮っていたら
「あの・・・KOMANEKAに泊まってましたよね?」と
声をかけられ、誰???と思ったら、スジャナさん!!
ワヤン・クリ(グンデル・ワヤン)の演奏をしていたのです。
「アルバイトですよ。(日本語)」と言っていたのが印象的でした。
最後の最後にすてきな出会いがあり、最高に楽しい新婚旅行が
できました。


その後、これも偶然なのか必然なのか?
日本でもスジャナさんを知る出来事があり、
今回の旅でとうとうお祭りに連れて行って
もらうことになりました。
それがサラスワティ(学問、知性の神様)のお祭り。


ホテルでクバヤを借り、身支度完了後、スジャナさんが
お迎えにきてくれました。
1年ぶりの再会、うれしかったです!!
スジャナさんの住む、村の寺院へ。
寺院は人が入りきらず、道路に村の人たちが座り込み、
お祭りが始まるのを待っているところでした。
私たちも村の人たちの中に入り、お祭リが始まるまで
スジャナさんにバリのお祭りについて
レクチャーを受けていました。
バリ時間のため、なかなか始まらず・・・
さらに道路に座っているため、
すぐそばでバイクやら車が行き来していて、
排気ガス吸いまくり。

そんな中、お祭りが始まりました。
(日本のようにお神輿がでるお祭りではなく、
神様にお供え物と祈りを捧げるのが中心。
バリはたくさんお祭りや儀式があり、もちろん盛大に
行われるものもあります)
お坊さんのお経の後、天の神様、地上の神様、
世に存在するもの、地下の神様に祈りを捧げ、
お坊さんに聖水をかけてもらい、
最後に聖水で清めたお米を受け取りおでこに貼り付け、
私たちのお祭りは終わりました。
聖水は3回かけてもらい内1回は実際飲みます。
飲んだ感想は・・・甘かったです。
スジャナさんの説明によると海で清め、
貝の出汁が入っているとのこと。




心が落ち着き、清々しい気持ちになりました。
ヨガをやった後のすっきり感に少し似ています。


お祈り後、寺院の中に入り見学。
見るものすべて新鮮でした。


念願のお祭り参加。
スジャナさん、本当にありがとう!!
次回はぜひ、おうちで大事に育てている
自慢の鯉を見せてくださいね!