練習開始

2月の終わりにガムラン講座の発表会があります。
1年間の集大成。
曲目と楽器のパートが決まり、発表会に向けて
練習が始まりました。


1年生は2曲。
そして、私の担当楽器は太鼓とボナンという楽器。
来週までにやりたい曲と楽器を選んできてくださいと
宿題が出された時、今までみんなに迷惑をかけないよう
できるだけ当たり障りのない楽器を選ぼうと
思っていたのですが、
先生が
「これからみっちりひとつの楽器を集中的に触るので、
なるべく不得意な楽器を選んだ方が2年目から
苦手意識がなくなり、よいですよ。」
と言っていたので、私はバカ正直に太鼓とボナンを
選びました。
が、すでに選択を間違えたなあと後悔・・・。


でも、楽器に触りたくてうずうずしてます。
一週間に一回しか触れないなんて、酷です。


ガムランは誰かが目立ちすぎることがなく、
それぞれの音を聞き分け、演奏者の心を読み取り、
太鼓奏者がそろそろこの曲、終わりにするよ〜って
合図があるまで曲が終わることがない。
西洋音楽の「ドレミ」じゃなくて、「レロラロ〜」で
音符がない。本来、インドネシア人の中で
楽譜というものは存在しない。
まったく初めての世界過ぎてインドネシア人ってなんなの?
と思うこのごろです。


発表会曲。手前中央の楽器がボナン。
GUGUR GUNUNG